Either way

2/6 昨日は、ライブ終わりそのまま富田林の友達の家で朝の6時半まで飲んだ。起きたら、13時で喉の疲れと、体のだるさ。後、若干の二日酔い。富田林駅の塩元帥でラーメンを食べて、近鉄電車で東大阪に帰ってきた。今、ベットの上で昨日の感覚を思い出しながら書いている。

 

昨日のライブは今までの中でも、1番良い音が出せたと思う。最後のライブという事もあり、メンバーに若干の緊張が見えたが、SEが鳴った時の、メンバーの表情の変わり方が、凄まじかった。4年間ライブをこなしていく中での成長が見えて頼もしかった。そして、「東大阪、Third place.です。始めます。」

からの、

1曲目、HIGHWAY。この曲は、最初から感覚が良かった。ギターとドラムの変拍子。ブレイクもバッチリ合い、緊張もほぐれた。スタートダッシュに持って行く曲だったので、イメージ通りだった。

 

2曲目、C9th。俺らの中では、1番文学的な歌詞で、演奏が難しい。オリジナルの2代目で、この曲が1番好きと言ってくれる人も多い。最後息継ぎ無しで、歌うので、きついが、会場の雰囲気が変わった気がした。

 

そしてメンバー紹介とMC。とりあえず、今日が学生最後のライブで、最後のライブを三国ヶ丘でやれた事嬉しく思うと伝えた。この時、会場にお客さんが結構いて、びっくりした。

嬉しかった。

 

3曲目、Meteo。冬の曲。ここでゆっくりとした曲で、バンドのリズムを会場に合わせる。冬の夜を美化できた気がした。去年からデモは出来上がっていたが、初めて演奏した。かなり細かく、世界観を壊さずにドラムの調整とギターリフの確認をしたので、演奏していてとても気持ちいい。いい曲だと言われてこれからの人生の自信になった。

 

そのままの流れで4曲目、春二番。個人的に1番扱いにくい曲。バンドとしても、まだ、ポテンシャルを活かしきれてない気がする。ブリッジミュートにしたので、どうしてもシンプルになる。サビはオープンでローコード。未だにこうしたらよくね?とか思うが、結局分からず現状維持のまま。

誰か打開策を教えて欲しい。単純に仲が悪い。

 

そして最後のMC。

以下同文。

「4年間このメンバーで、コピーでは無く、オリジナルをやれたのが俺らの誇りです。ロックバンド最高です。これで終わるかもしれないっすけど、終わらないかもしれない。その時は、東大阪Third place.聴きにきてやって下さい。4年間本当にありがとうございました。俺らの事忘れんといて欲しいっす。」

 

拍手ありがとうございました。

 

ここで、

いっつも見に来てくれた方も今日初めて見に来てくれた方、付き添いで来た人も。

本当にありがとうございました。ステージからみんなの顔が見えた時、音楽やって色んな人に会えて、もちろん会えんくなった人もおるけど、改めて音楽をやっていて間違いでは無かったと思いました。

いつかまた歌います、その時まで。

 

そして俺らの最初のオリジナル曲、

5曲目、Bow of love.この曲で始まり、この曲で終わる。

俺の地元、27号線から見える車窓の海の歌。

変わっていく景色と、変わらない街、そこで生きる人。19の時に書いた曲。

大サビで、りょうたのドラムが強くなったのが分かった。きっと最後だと思って、感極まったんだろうと思う。アウトロのアルペジオで、メンバーが音を紡ぐように弾いていた。みんなの目がうるっていたのが分かったし、俺も4年間を思い出して、目を瞑ってしまった。終わった後、控え室でみんな、「Bow of loveで泣きそうになった。あれは本当にいい曲。またしたい。」と言っていた。

 

最後の音を出した時の、儚さはまだ残っている。

耳鳴りはまだ残っている。

 

小さな歴史が出来た。

 

ちょっとでも君の五感に触れられたらいい。

 

遠く向こうの水平線にいる君に届くように俺は歌っている。

 

「僕を忘れないでよ。」

 

東大阪 Third place.

 

Vo.Gt 作詞作曲 川畑綾斗

Gt.作曲 相良侑

Ba.三木佑真

Dr.広川凌太

 

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夢の中

手が荒れるので、薬を買いに外へ出た。

まだ1月と言うのに風は春で、新しい命が芽吹いている。近くの公園の梅の花はもう咲いていて、おれを焦らす。

 

というのも、毎年10月頃の稲刈りの時期になると必ず手が荒れる。これは子供の頃からそうだ。すぐ治る筈だが、今年は1月まで引っ張っている。手が荒れ始めてから今に至るまで、4回体調を壊している。これは多分、自分の中の体調のバイオリズム的なものが下降傾向にあるんじゃね?と思う。

 

最近は、専らバイトに旅行に音楽。

国試も合格し、単位も取り終えた。もうやる事は2/5に控えた学生最後のライブと3月のタイ旅行だけ。今日は、スタジオでドラムのイメージを固める。最後のライブは、新曲を2曲演奏する予定。

すごくいい曲だと思う。みんなの脳を揺らして、思いがけず忘れないようにしたい。

 

もうバンドとしては次のライブで最後にすると決めた。4年間歌い続けた。オリジナルをやり続けた。正直もう限界を感じている。

「楽しかった事」だけ鳴らせるまま、終わりたい。これは音楽に限った事だけじゃない。後になって、自分を追い越さないように。

 

疲れ切った足でそこに立っていられるように、

最後のMCは何を話そうか。